2022.02.25 22:27
韓国、対北朝鮮政策巡り舌戦 与野候補、支持率1ポイント差
25日、韓国大統領選のテレビ討論会に参加した「国民の力」の尹錫悦氏(右から2人目)、「共に民主党」の李在明氏(右)=ソウル(共同)
【ソウル共同】韓国大統領選が3月9日に迫る中、主要4候補は25日、テレビ討論会に出席した。北朝鮮への対応を巡り、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦前検事総長は「相手に屈従しては平和が来ない」と南北融和政策を批判。一方、革新系与党「共に民主党」の李在明前京畿道知事は、尹氏の強硬な発言が北朝鮮の軍事的挑発を招く恐れがあると反論するなど舌戦を繰り広げた。
世論調査会社「韓国ギャラップ」は25日、候補の最新支持率を発表。李氏が38%で、尹氏の37%を1ポイント差で上回った。前週に李氏は34%と、尹氏の41%を下回っていたが逆転した。