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2022.02.25 08:59

瀬戸内海「きれいで豊か」に 環境保全の基本計画改定

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 瀬戸内しまなみ海道の因島大橋=広島県尾道市

 政府は25日、瀬戸内海の環境保全に関する基本計画を改定した。プランクトンの養分となる窒素など「栄養塩」の濃度を調節する管理制度の運用で「きれいで豊かな海」を目指すと掲げた。今後運用の実務を担う地元13府県が各地域の保全計画を策定する。改定は4回目で計画期間は10年。


 管理制度は水質改善の結果、栄養塩が減り、漁獲量や養殖ノリの品質が低下したことなどへの対策として、4月施行の改正特別措置法で創設された。各府県が必要に応じ、排水に含まれる栄養塩の濃度調節を工場などに求める。基本計画は「環境保全と水産資源の持続可能な利用確保の調和・両立を図る」とした。

(c)KYODONEWS

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