2022.02.25 00:13
殺人容疑の兄、鑑定留置へ 沖縄、3歳児転落死事件
沖縄県名護市にある市営住宅の6階のベランダから女児(3)が投げ落とされ、殺害された事件で、女児への殺人容疑で逮捕された高校生の10代兄の精神状態を調べるため、那覇地検が近く鑑定留置を請求する方針を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。
関係者などによると、兄は雑談に応じる一方、意思疎通が難しい場面もあるといい、地検は刑事責任能力の有無を調べる必要があると判断したもようだ。
県警によると、兄は当初「記憶が曖昧だが、やりました」と供述し、ベランダから投げ落としたことをほのめかした。その後は供述内容が変遷しているという。