2022.02.24 23:21
アリババが純利益74%減 10~12月期、通販で苦戦
【上海共同】中国の電子商取引(EC)最大手アリババグループが24日発表した2021年10~12月期決算は、純利益が前年同期比74%減の204億元(約3700億円)だった。主力のインターネット通販事業で稼ぐ力の低下を露呈した形となった。
売上高は10%増の2425億元だった。21年11月のセールは取引額が過去最高となったものの、ロイター通信によると、売上高の伸び率は四半期として過去最低となった。
営業利益は86%減の70億元だった。ネット通販事業が、中国で苦戦したのが響いた。