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2022.02.24 19:30

高裁那覇支部は違憲状態 1票の格差、金沢は合憲

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 衆院選の「1票の格差」訴訟の判決を受け、福岡高裁那覇支部前で「違憲状態」と書かれた紙を掲げる原告側の升永英俊弁護士(右)ら=24日午後

 「1票の格差」が最大2・08倍だった昨年10月の衆院選は憲法が求める投票価値の平等に反するとして、弁護士グループが選挙の無効を求めた訴訟で24日、2件の判決があり、福岡高裁那覇支部は違憲状態、名古屋高裁金沢支部は合憲と判断した。いずれも無効請求は棄却した。


 二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした計16件の訴訟は判決が15件となり、違憲状態が7件、合憲は8件。3月9日に残る1件の判決があり、高裁の判断が出そろう。その後、最高裁が統一判断を示す見通し。

(c)KYODONEWS

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