2022.02.24 18:16
百貨店、1月売上高は15%増 時短営業から回復
日本百貨店協会が24日発表した1月の全国百貨店売上高は既存店ベースで前年同月比15・6%増と、4カ月連続でプラスとなった。新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」の適用地域が拡大されて外出自粛ムードが高まったが、緊急事態宣言で時短営業を余儀なくされた昨年と比べ客足は伸びた。2020年比では売上高が約2割減少、来店客数は3割減だった。
ブランド品など高額商品に支えられ、全店ベースの売上高は3751億円。協会の担当者は「デジタルの活用を強化するなど、各店は感染拡大期での新たな営業施策を進めている」と話した。