2022.02.24 17:31
新築マンション、初の5千万円台 21年全国平均が2・9%上昇
全国新築マンションの1戸当たり平均発売価格
不動産経済研究所は24日、2021年の全国新築マンションの1戸当たり平均発売価格が前年比2・9%上昇の5115万円だったと発表した。5年連続で過去最高を更新し、初めて5千万円を突破した。利便性と資産価値の高い都市部のマンションが人気で、土地代や人件費の上昇を背景に価格が高騰している。
主な都市別では札幌市が28・3%上昇の5026万円、福岡市が2・9%上昇の4095万円だった。一方、仙台市は8・0%下落の4535万円、名古屋市は12・3%下落の3605万円、広島市は3・2%下落の4363万円となった。