2022.02.24 15:20
亀田3兄弟、二審も勝訴 JBC側に1億円賠償命令
日本ボクシングコミッション(JBC)による不当な処分で国内試合ができなくなったとして、元世界王者の亀田興毅さんら3兄弟側が、JBC側に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は24日、「処分は違法」とした一審東京地裁判決を支持し、JBC側に計約1億円の支払いを命じた。賠償額を一審の4550万円から2倍以上増額した。
判決によると、2013年、次男大毅さんの2団体王座統一戦で、対戦者が事前計量で失格となった。試合は開催され大毅さんが敗戦。大毅さんの王座が保持されるか否かで混乱が生じた。JBCは「空位になる」との見解、亀田ジム側は保持されると主張した。