2022.02.24 09:53
新千歳、受験生ら4千人足止め 積雪でJR運休
新千歳空港で一夜を明かす人たち=24日午前4時ごろ
北海道の空の玄関口・新千歳空港(千歳市、苫小牧市)では23日から24日にかけ、JR北海道が積雪のために札幌駅と結ぶ列車を運休したため、受験で訪れた高校生や観光客ら約4千人が足止めされた。同社は24日午前3時ごろから臨時列車を運行し、滞留者の解消に努めている。
空港を運営する北海道エアポートなどによると、23日午後6時半時点で空港内にいた利用客は約7千人。未明の臨時列車で約3400人が札幌方面に移動し、約660人が一夜を明かした。
25~26日に行われる北海道大入試のため、宮崎県五ケ瀬町から訪れた高校3年(18)はバスや列車が動かず、空港で朝を迎えた。