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2022.02.24 08:41

夜の水田、上るウナギをのこぎりで...「たたき」捕り 生き物であふれちょった―四万十川は今《川に生きる》

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 四万十川の「今」を探るシリーズの第1回は、流域に生きる住民と「生物多様性」の関わりに焦点を当てる。併せて「蛇行」をキーワードに、最上流部の地形を読み解く。

のこぎりの背でウナギをたたいた様子を“再現”する池田十三生さん。左手に持つのは、かつて使ったカーバイトランプ(四万十町日野地)

のこぎりの背でウナギをたたいた様子を“再現”する池田十三生さん。左手に持つのは、かつて使ったカーバイトランプ(四万十町日野地)

 「田植え前の田んぼに水を張ったら、夜ごとウナギが上がって来た。あぜのきわを、黒いもんが泳ぎゆう。それを、のこぎりの背でたたくがです。ちぎれん程度に背骨を痛めつけて、動けんなったがを素手で捕る。たいまつともして、皆で。楽しかったぞね」

 四万十町茂串町の池田十三生(とみお)さん(78)は、四万十支流の日野地(旧松葉川村)の農家で生まれ育った。

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