2022.02.24 08:57
除雪中に死亡、10道県で45人 高齢者9割超、消防庁まとめ
札幌市内で除雪作業をする男性=23日
ことし1月末までの3カ月間に除雪作業中に亡くなった人が45人に上ることが24日、総務省消防庁への取材で分かった。死亡事故が起きた10道県からの報告を同庁がまとめた。屋根から落ちてきた雪に埋もれるなど自宅での被害が集中しているといい、9割超が65歳以上の高齢者だった。
札幌管区気象台によると、今冬は発達した低気圧の影響で、特に北日本の日本海側で積雪量が例年より多くなっているという。
死者が最も多かったのは青森県で11人、次いで北海道と新潟県がそれぞれ10人に上った。秋田と山形、福島の3県は各3人で、岩手県は2人。