2022.02.22 23:39
埼玉の太陽光発電に見直し勧告 経産省、災害や環境破壊の恐れ
経済産業省は22日、埼玉県小川町で計画されている大規模太陽光発電に関し、事業者に計画の抜本的な見直しを求める勧告を出した。山口壮環境相が環境影響評価(アセスメント)で、土砂の大量搬入による災害や環境破壊の恐れなどを重くみて、経産省に見直しを求める意見を提出していた。
事業主体は「小川エナジー合同会社」。経産省は勧告で「環境影響ができる限り回避され、または低減されているかどうかの検証がなされたと判断できない」と指摘。大量の土砂の搬入が計画されていることなどを問題視し、見直しを求めた。