2022.02.22 22:22
EU、対ロ制裁決定へ 外相会合、個人や銀行対象
【パリ、ブリュッセル共同】欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は22日、ロシアによるウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立承認を受け、パリで同日、緊急のEU外相会合を開いて制裁を決定すると述べた。ブリュッセルでは22日、EU大使級会合が開かれ、各国が制裁について協議した。
EUのフォンデアライエン欧州委員長とミシェル大統領は22日の声明で、独立承認に関与した人物や、ロシア軍に資金を提供している銀行などを制裁の対象とする方針を示した。
今回は制裁の「第1弾」。声明は独立承認を「違法で容認できない」と強く非難した。