2022.02.22 16:54
1月のスーパー売上高4・0%増 食料品が順調、衣料品も反動で
日本チェーンストア協会が22日発表した1月の全国スーパー売上高は、既存店ベースで前年同月比4・0%増となり、5カ月連続で前年実績を上回った。新型コロナウイルスのオミクロン株流行が拡大し、自宅で食事をする人が増えたため食料品の販売が順調だった。雑貨や衣料品も、前年に落ち込んだ反動で大きく伸びた。
全体の7割近くを占める食料品は0・8%増で、特に揚げ物や中華などの総菜が好調だった。前年が良かった農産品や畜産品はマイナスとなった。
全店ベースの売上高は1兆1091億円だった。
井上淳専務理事は東京都内で記者会見し、内食需要が売り上げを支えていると指摘した。