2022.02.22 14:44
欧州停滞、景気回復力に差 OECD、10~12月期GDP
【ロンドン共同】経済協力開発機構(OECD)は21日、加盟国の実質国内総生産(GDP)が速報ベースで2021年10~12月期に前期比1・2%増になったと発表した。米国が1・7%増とけん引し、日本は1・3%増だった。一方、新型コロナウイルスのオミクロン株流行が直撃した欧州ではドイツが0・7%減となるなど停滞、景気回復力の差が目立った。
加盟国のGDPは19年10~12月期と比べると、2・1%増となりコロナ禍前の水準を上回った。米国は3・1%増で、日本は0・2%減。欧州では、ドイツが1・5%減、イタリアが0・5%減となりマイナスだった。