2022.02.22 08:58
憤るウクライナ市民 親ロ派地域、歓喜の花火
21日、ウクライナ東部の親ロ派支配地域「ドネツク人民共和国」で独立承認を喜ぶ人々(AP=共同)
【キエフ、ロストフナドヌー共同】ロシアのプーチン大統領が親ロシア派武装勢力が実効支配するウクライナ東部の独立を承認したことに、ウクライナの市民は21日、憤りの声を上げた。一方、親ロ派地域「ドネツク人民共和国」の中心都市ドネツクでは花火が上がり、住民がロシア国旗を振って喜ぶ様子をロシア国営メディアなどが伝えた。
ウクライナ首都キエフの無職ナタリヤさん(48)は「ロシアがわが国の一部の独立を認めることはできない。ウクライナがロシアのシベリアを独立国家として認めるようなものだ」と訴えた。