2022.02.21 15:05
東証3営業日続落、211円安 ウクライナ緊迫化を警戒
東京証券取引所=東京・日本橋兜町
週明け21日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は3営業日続落した。ウクライナ情勢の緊迫化を受け、投資家のリスク回避姿勢が強まった。終値は前週末比211円20銭安の2万6910円87銭。ロシアによる軍事侵攻が近いとの警戒感から下落幅が大きくなる場面があるなど、不安定な値動きとなった。
東証株価指数(TOPIX)は13・63ポイント安の1910・68。出来高は約9億3800万株で、昨年12月30日以来の低水準だった。
市場関係者は「市場不安定化の要因は、米金融政策からウクライナ情勢に移っている」と述べた。