2022.02.21 09:24
JR北、札幌発着の列車終日運休 北海道、暴風雪の影響続く
雪の積もった札幌市内を歩く人=21日午前
北海道内では急速に発達した低気圧に伴う暴風雪が21日午後も続き、JR北海道は札幌駅を発着する全ての列車を終日運休とするなど千本以上の列車の運行を見合わせた。北海道新幹線に遅れが生じたほか、新千歳空港発着の航空便も180本が欠航。視界の悪化が原因とみられる多重事故も相次いだ。
JR北海道によると、午後9時10分時点で運転を取りやめた列車は1097本で、同社の平均的な1日の運行本数約1230本の8割超。約15万5千人に影響した。札幌市周辺では22日夕までに最大50センチの降雪が予想されており、22日も始発から札幌駅発着の列車の運行を見合わせると発表した。