2022.02.19 22:03
「ロシア軍が攻撃態勢に」 米国防長官が懸念
【ミュンヘン共同】オースティン米国防長官は19日、訪問先のリトアニアで記者会見し「ロシア軍戦闘部隊がウクライナとの国境に近づいている。攻撃態勢にある」と述べ、強い懸念を示した。戦闘部隊の規模や位置は不明。ロイター通信などが伝えた。
オースティン氏は、集結していた戦闘部隊が個々の隊に分かれ始めたと指摘。「これこそが攻撃時に必要なものだ」と強調した。
ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻を決断したとするバイデン米大統領の発言に関して「同意する」と述べた。一方、紛争回避は可能だとの考えも示し、プーチン氏は「(対立とは)別の道を選ぶこともできる」と語った。