2022.02.18 08:58
金先物、過去最高値に迫る ウクライナ有事を警戒
日本取引所グループ(JPX)傘下の大阪取引所で17日夕から18日朝までに行われた金先物の夜間取引で、指標価格が一時1グラム当たり7020円に上昇し、節目の7千円を突破した。取引時間中としては過去最高値7032円を付けた2020年8月7日以来、約1年半ぶりの高値。ウクライナ有事への警戒感が世界の金融市場で高まったことで買われた。
金は、戦争や経済危機の際でも価格が暴落しない安全資産とされる。金を買いたい投資家が増えて値上がりするとの予想が強まり、先物価格が上昇した。