2022.02.17 19:01
ギグワーカー保護へ新団体 相談窓口や統一ルール検討
記者会見するツナググループ・ホールディングスの米田光宏社長=17日午前、東京都内
インターネットで単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」らの保護を目的に、人材仲介に関わる企業5社が「スポットワーク協会」を設立し17日、東京都内で記者会見した。同協会は、相談窓口の設置や業界内の統一ルール作りに取り組む方針。代表理事のツナググループ・ホールディングスの米田光宏社長は「健全な業界となるよう力を尽くしたい」と述べた。
同協会は今後、携帯電話アプリなどを通じて数時間から数日の雇用契約を個別に結ぶ「単発バイト」と合わせ、ギグワーカーらの実態を調査。求人や仲介に関する業界内の統一ルール策定や、優良事業者の認定制度の創設を検討する。