2022.02.17 16:59
F15、レコーダー見つからず 空自、発信機は回収
墜落した航空自衛隊のF15戦闘機(空自提供)
航空自衛隊のF15戦闘機が1月、石川県の小松基地を離陸直後、洋上に墜落し乗員2人が死亡した事故で、空自は17日、海中からフライトレコーダー(飛行記録装置)の位置を知らせる発信機を回収した一方、レコーダー本体は見つからなかったと明らかにした。
空自によると、発信機は通常、レコーダー本体と一体の構造になっており、事故が起きた際には音波を発信する。原因の解明に向け、レコーダーの捜索を続ける。墜落現場付近の海中には、垂直尾翼が残されており、発信機もこの付近で見つかった。具体的な時期は明らかにしていない。
事故は1月31日に発生した。