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2022.02.17 15:57

再発防止の全体像が不明確 札幌女児衰弱死で評価報告

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 札幌市の秋元克広市長(左)に児童虐待防止の取り組みへの評価報告書を手渡した松本伊智朗・北海道大大学院教授=17日午後、同市役所

 2019年6月に札幌市で母親と交際相手から虐待を受けた池田詩梨ちゃん=当時(2)=が衰弱死した事件で、有識者でつくる市の子ども・子育て会議児童福祉部会が17日、市が進めた児童虐待防止の取り組みへの評価報告書を秋元克広市長に提出した。報告書は市の改善点は担当部局ごとにとどまり、再発防止に向けて市が目指す全体像が不明確と指摘した。


 部会長の松本伊智朗・北海道大大学院教授は「福祉のゴールを議論し、10年後のビジョンを持つ必要がある」と述べ、秋元市長は「市職員全体で共有する」とした。


 20年3月に検証委員会が、対応の問題点を明らかにする検証報告書を市に提出した。

(c)KYODONEWS

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