2022.02.17 15:17
東証反落、終値は227円安 ウクライナ情勢警戒が再燃
東京都内の株価ボード=17日(AP=共同)
17日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。終値は前日比227円53銭安の2万7232円87銭。ロシアがウクライナに軍事侵攻するとの警戒感が再び高まり、投資家にリスクを回避する動きが目立った。前日に大幅上昇した反動で、利益確定のための売り注文も出た。
東証株価指数(TOPIX)は15・39ポイント安の1931・24。出来高は約11億8千万株。
ロシアはウクライナ国境周辺からの軍部隊の一部撤収を15日に発表したが、米政府高官が16日にロシア軍がウクライナ国境周辺にこの数日で約7千人を増派しており、ロシア側の主張は「誤りだ」と指摘するなどした。