2022.02.17 11:47
東証、午前終値2万7395円 ウクライナ情勢警戒し反落
17日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。ウクライナ情勢を巡る警戒感が根強く、積極的な買い注文が手控えられた。前日の大幅上昇を受け、当面の利益を確定させる売りも目立った。下げ幅は一時150円を超えた。
午前終値は前日終値比64円55銭安の2万7395円85銭。東証株価指数(TOPIX)は6・77ポイント安の1939・86。
ロシアはウクライナ国境周辺からの軍部隊の一部撤収を15日に発表したが、北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長が16日、ウクライナ国境で「ロシアは軍備増強を続けているように見える」と発言するなど、緊張状態が続く。