2022.02.17 10:23
米、スマホの個人情報保護を強化 グーグル、一方で広告効率化も
ニューヨークにあるグーグルの事務所=10日(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】米グーグルは16日、利用者の興味や関心に狙いを絞ったターゲティング広告に関するスマートフォンの個人情報保護強化策を発表した。基本ソフト(OS)「アンドロイド」でアプリ間での情報の共有を制限する。一方で、効率的な広告配信につなげることも目指す。
名称は「プライバシーサンドボックス」で、これまでウェブサイトを対象に実施していたのを、アンドロイドにも広げる。アプリ利用履歴などの情報の追跡を制限しつつ、外部企業が広告を効率的に配信できるようにする。開発者サイトで公開して外部からの意見を募り、今年末までに試用版をリリースする予定だ。