2022.02.17 06:36
NY株反落、54ドル安 ウクライナ警戒根強く
16日、ニューヨーク証券取引所で働くトレーダーたち(ゲッティ=共同)
【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比54・57ドル安の3万4934・27ドルで取引を終えた。ウクライナ情勢を巡る警戒感が根強く、投資リスク回避の売りが優勢となった。
下げ幅は一時350ドル近くに達した。その後、1月に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公開されたのをきっかけに、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ加速への懸念が和らぎ、急速に下げ幅を縮めた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、15・66ポイント安の1万4124・10。