2022.02.17 05:25
NATO、東欧の防衛強化を決定 新部隊の配備検討
16日、ブリュッセルで記者団の取材に答えるNATOのストルテンベルグ事務総長(ゲッティ=共同)
【ブリュッセル、ワシントン共同】米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)は16日、ブリュッセルの本部で国防相理事会を開き、緊迫するウクライナ情勢を受け、ロシアの脅威に対抗するために東欧の防衛を強化する方針を決定した。ルーマニアなどへの新たな部隊の配備を検討することも含まれる。
一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は16日、「プーチン大統領が(安全保障に関する)交渉に入る意欲と用意があると言及した」と述べた。ロシアメディアが伝えた。
NATOストルテンベルグ事務総長はウクライナ国境地帯のロシア軍に関し「攻撃準備が整った侵攻部隊を維持している」と強調した。