2022.02.16 19:37
中国恒大の資産凍結命令 117億円、工事費巡り
【北京共同】経営危機に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団の子会社の資産が、中国の裁判所から凍結や差し押さえを命じられたことが16日分かった。工事費の支払いを求め恒大を訴えている建設会社の上海建工集団が明らかにした。対象額は約6億4千万元(約117億円)に上る。同様の動きが続けば恒大の経営立て直しに足かせとなりそうだ。
広東省広州市の裁判所が決定した。資産には銀行預金や不動産などが含まれている。上海建工の子会社は、四川省成都市での恒大のプロジェクトを巡り昨年12月に提訴していた。