2022.02.16 16:39
重症者、数週間で頭打ちか 尾身氏、衆院予算委で見解
政府・新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は16日、オミクロン株による重症者数について「数週間でピークアウト(頭打ち)する可能性があるのではないかと判断している」との見解を示した。衆院予算委員会分科会で、立憲民主党の山井和則氏の質問に答えた。
尾身氏は、重症者数はその後も高い水準を保つ可能性があるとし「(減少を示すグラフの線を)なるべく早く垂直にするために、懸命な努力を国、自治体、国民が協力してやるべき時期に差し掛かっている」と述べた。
重症者の増加になるべく早く対処した上で「抑えた後の中長期のことも考えた方が良い」と指摘した。