2022.02.16 09:43
東証、午前終値は2万7428円 ウクライナ巡る警戒感後退で反発
上げ幅が一時500円を超えた日経平均株価を示すモニター=16日午前、東京・東新橋
16日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。上げ幅は一時500円を超えた。ウクライナ情勢を巡る過度な警戒感がいったん和らいだとの見方から前日の米国市場が上昇し、その流れを引き継いだ。
午前終値は、前日終値比562円83銭高の2万7428円02銭。東証株価指数(TOPIX)は29・59ポイント高の1944・29。
ロシアがウクライナ国境付近から部隊の一部撤収を開始したと発表した。予断を許さない状況が続くものの緊張緩和への期待から前日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発。東京市場でもリスク回避姿勢が後退した。