2022.02.15 23:02
1月の米卸売物価、9・7%上昇 大きな伸びが続く
【ワシントン共同】米労働省が15日発表した1月の卸売物価指数は、モノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より9・7%上がった。昨年11月と12月(改定後)の上昇率がともに9・8%と、比較できる2010年11月以降で最大だったのに続き、大きな伸び率となった。
新型コロナウイルス禍からの経済活動の再開による原材料価格高騰や、供給網の混乱などが物価を押し上げた。今年1月の総合指数の前月比(季節調整済み)は1・0%上がり、昨年5月以来、8カ月ぶりの大きさ。昨年12月の上昇率は0・4%(改定後)だった。