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2022.02.15 13:44

昨年の衆院選は「違憲状態」 1票の格差訴訟、高裁秋田支部

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 衆院選の「1票の格差」訴訟の判決で、仙台高裁秋田支部に向かう弁護士ら=15日午後

 「1票の格差」が最大2・08倍だった昨年10月の衆院選は投票価値の平等を要求する憲法に反するとして、秋田県の有権者が県内の全3選挙区の選挙無効を求めた訴訟の判決で、仙台高裁秋田支部(見米正裁判長)は15日、違憲状態と判断した。請求は棄却した。


 弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした訴訟の一つで、8件目の判決。これまで「合憲」が4件、「違憲状態」が3件と判断が分かれている。高裁判決は3月9日までに出そろい、最高裁が統一判断を示す見通し。


 最高裁は最大格差が2・43~2・13倍だった2009、12、14年の選挙を「違憲状態」と判断した。

(c)KYODONEWS

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