2022.02.15 10:29
韓国選挙戦スタート、保革激突 「経済」VS「政権交代」
15日、韓国南部・釜山で演説する与党「共に民主党」の李在明候補(共同)
【ソウル、釜山共同】与野党の主要2候補が激しく競り合う韓国大統領選が15日、投開票日の3月9日へ向け約3週間の公式の選挙運動期間に入った。第一声で革新系与党「共に民主党」の李在明候補(57)は「経済大統領になる」と強調。保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦候補(61)は「必ず政権交代する」と訴えた。
選挙戦では、尹氏と中道野党「国民の党」の安哲秀候補(59)による「野党候補一本化」の動きが表面化。最終盤まで予断を許さない状況が続きそうだ。
李氏は南部・釜山で選挙運動を開始。演説では「新型コロナウイルス禍の危機を克服し、経済を再生する」と呼び掛けた。