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2022.02.15 08:42

<原晋監督>駅伝の声かけ〝台本〟は用意してません―青学大陸上部に聞いてみよう!(1)

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青山学院大を箱根駅伝で6度の総合優勝に導いた原晋監督(同大学提供=松田康司さん撮影)

青山学院大を箱根駅伝で6度の総合優勝に導いた原晋監督(同大学提供=松田康司さん撮影)

 高知市で合宿を行っている青山学院大学陸上部(長距離ブロック)のメンバーが、県民らの質問に答える「青学大陸上部に聞いてみよう!」コーナーを始めます。第1回は、直近8度の箱根駅伝で同大学を6度の総合優勝に導いた原晋(すすむ)監督に、箱根駅伝について答えてもらいます。

  適材適所の采配が、今年の箱根駅伝で史上最速タイムでの優勝につながったと言われます。選手が最高のパフォーマンスで挑むためにやっていることを教えてください。(入木涼子さん、48歳、高知市)

  常に「今、箱根駅伝があったら誰を使うか」というシミュレーションをしてるんです。(1年間の)練習消化率や、タイムが去年と今年はどうなのかを比較して、事実として整理する。データはうそをつきません。

 ただし、スポーツなので選手の生身の体を見ます。特に朝練習。起きた時の体の動かし方、体操の仕方、靴ひもを締める姿、集合した時の立ち居振る舞いを見て、疲れてるなとか、順調にいってるなとか。学生と同じ寮で生活していますので現場感覚で分かります。

  名言のような箱根駅伝での声掛けは大会前から考えているのですか。(松村心和さん、19歳、高知市)

  〝台本〟は用意してません(笑)。ただ、普段から学生の特長は理解してるのでキーワードは作ってます。「湘南の神」(2017年大会3区の秋山雄飛)とか「若の神」(22年大会5区の若林宏樹)とか。あとは走る姿を見ながら、日頃のノウハウで言葉が出てきます。…

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