2024年 04月27日(土)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.02.15 08:37

脳の加齢で運転能力低下...左右確認など不十分に 高知工科大チーム、MRIと実走実験で確認

SHARE

「脳の加齢を進まないようにすることが、運転寿命を延ばすことになる」と話す朴啓彰客員教授(高知市知寄町2丁目)

「脳の加齢を進まないようにすることが、運転寿命を延ばすことになる」と話す朴啓彰客員教授(高知市知寄町2丁目)

 脳の加齢状態から運転能力を判断できることを、高知工科大学の朴啓彰(パク・ケチャン)客員教授らが研究で明らかにした。県内の高齢ドライバーを対象に、運転実技の評価と脳の磁気共鳴画像装置(MRI)検査を実施。脳の加齢が進んでいるドライバーほど左右確認などが不十分で、安全運転能力が落ちていた。

 朴客員教授らは、加齢により脳に隙間ができる「白質病変」や脳萎縮と、事故リスクの因果関係を長年調査。2018年から日本損害保険協会(東京)の助成で、安芸郡田野町などの高齢者の協力を得て調べてきた。…

この記事の続きをご覧になるには登録もしくはログインが必要です。

高知のニュース 道路・交通 高齢者

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月