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2022.02.14 19:22

恐竜の足跡化石を発見 福井博物館

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 福井県勝山市の「手取層群北谷層」から見つかった「竜脚類」の恐竜が前脚と後ろ脚で歩いた足跡の化石。紫色で囲った部分が右足、緑色で囲った部分が左足の跡(福井県立恐竜博物館提供)

 福井県立恐竜博物館(勝山市)は14日、同市北谷町にある約1億2千万年前(白亜紀前期)の「手取層群北谷層」から恐竜の足跡の化石が見つかったと発表した。計10個で、「竜脚類」が前脚と後ろ脚で歩いた跡という。


 同博物館によると、足跡は前脚、後ろ脚5点ずつ見つかった。最も大きいもので縦58センチ、横32センチ。足跡の大きさから全長約10~15メートルの恐竜と推測される。勝山市で発掘された竜脚類「フクイティタン」と同程度か、より大きい恐竜の可能性があるという。築地祐太研究職員は「白亜紀における竜脚類の歩き方の進化を解明する上で手掛かりとなる」と話した。

(c)KYODONEWS

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