2022.02.14 18:12
トヨタ、3月世界生産95万台に 過去最高水準も半導体不足響く
トヨタ自動車は14日、3月の世界生産台数が95万台程度になる見通しだと発表した。単月として過去最高水準。ただ、半導体不足により従来計画と比べて十数万台程度の減産となる。昨年秋ごろの大幅減産を受けた挽回生産は想定通りには進んでいない。
2021年度の世界生産は約850万台を見込む。トヨタは「半導体不足の長期化を見据え、他の半導体への代替などについてもさらなる検討を進める」と説明している。
3月の減産に伴い、トヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)とトヨタ自動車東日本の岩手工場(岩手県金ケ崎町)の2工場3ラインで1~13日間の稼働停止日を設ける。