2022.02.14 16:13
札幌の人工山斜面に亀裂 雪崩警戒で立ち入り禁止
雪面に亀裂が入った「モエレ山」=14日午後、札幌市東区
札幌市東区のモエレ沼公園内にある人工の山「モエレ山」(標高62・4メートル)で、雪が積もった斜面に大きな亀裂が入っているのが14日までに見つかった。公園の管理事務所は、雪崩の危険があるとして一帯を立ち入り禁止に。担当者は「今月上旬の大雪の重みが原因では」とみている。
管理事務所によると、11日朝、長さ約90メートル、幅約2メートル、深さ約1・8メートルの亀裂ができ、地面が露出しているのを職員が見つけた。13日夕時点では長さ約150メートル、幅約8メートルにまで拡大した。
モエレ山は著名な彫刻家イサム・ノグチが設計を手掛けたモエレ沼公園のランドマーク。