2022.02.12 12:37
貨物便から60キロのカバー欠落 成田空港、滑走路脇で見つかる
日本貨物航空のボーイング747から欠落したカバー=12日(日本貨物航空提供)
上海から成田空港に11日夜に到着した日本貨物航空226便ボーイング747の左主翼から「フェアリング」と呼ばれる一部金属製のプラスチック製カバー(重さ60キロ)が欠落していたことが12日、国土交通省成田空港事務所への取材で分かった。12日午前の空港の定時点検の際、滑走路脇で見つかった。被害は確認されていない。
同事務所によると、着陸後の点検で判明し、滑走路を一時閉鎖してカバーを捜したが、発見に至らなかった。離陸前の整備では異常はなかった。
世界中の航空機を追跡する民間ネットワークによると、同機は九州中部や高知県南部、和歌山県南部の上空などを飛行していた。