2022.02.12 09:49
海洋保護、各国で取り組み急ぐ 仏西部で国際会合
11日、海洋保護に関する国際ハイレベル会合で演説するフランスのマクロン大統領=フランス西部ブレスト(AP=共同)
【パリ共同】フランス政府は11日、海洋保護に関する国際ハイレベル会合を西部ブレストで開いた。日本を含む参加国は乱獲や汚染、地球温暖化などによる海洋環境の悪化を食い止めるには国際社会が結束し、具体的取り組みを速やかに進める必要があると確認した。
会合は、海洋保護に関する国連などでの交渉を後押ししようとフランスのマクロン大統領が、欧州連合(EU)議長国の取り組みとして開催した。ケリー米大統領特使(気候変動問題担当)やフォンデアライエン欧州委員長らが集まったほか、日本の岸田文雄首相らがビデオメッセージを送る形で参加した。