2022.02.11 11:04
ミンスク合意、協議継続 4カ国高官、進展見られず
【ベルリン、モスクワ共同】緊迫するウクライナ情勢を巡り、ドイツとフランス、ロシア、ウクライナの4カ国は10日、ベルリンで高官級協議を開いた。各国が紛争解決に向け2014年と15年に結んだ「ミンスク合意」の履行を議論。目立った進展はなかったが、ウクライナ当局者はロシアと協議継続で合意したと述べた。報道によると次回は3月の見通し。
ロシア側はウクライナが合意を履行しないことに不満を示し、双方の立場には依然隔たりが残った。この日の協議は約9時間に及び、ウクライナ当局者は今後、捕虜交換の実現など一定の成果につながる可能性があると説明した。