2022.02.10 23:15
高梨「検査方法いつもと違った」 やり直し求めるも受け入れられず
ノルディックスキー・ジャンプ混合団体で2回目の着地後、顔をしかめる高梨沙羅=7日、張家口(共同)
【張家口共同】北京冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ混合団体でスーツの規定違反で失格となった女子の高梨沙羅が全日本スキー連盟の聞き取りに「検査方法がいつもと違った」とした趣旨の回答をしていることが分かった。スキー日本チームの斉藤智治監督が10日、張家口で明らかにした。
高梨はスーツの太もも回りが規定より2センチ大きいとして、1回目の成績が無効となった。斉藤監督によると、飛躍後の検査で通常はスパッツをはいたまま太ももを測定されるが、スパッツを脱がされたと高梨が回答。高梨は検査方法が違うとしてやり直しを求めたが、受け入れられなかったと話したという。