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2022.02.10 11:03

えひめ丸事故21年で追想式典 海の安全や風化防止の誓い新た

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 えひめ丸事故の追想式典で献花する宇和島水産高の生徒ら=10日午前、愛媛県宇和島市

 米ハワイ沖で2001年、愛媛県立宇和島水産高(同県宇和島市)の実習船えひめ丸に米原潜が衝突し、生徒ら9人が死亡した事故から21年となった10日、同校で追想式典が開かれた。参列した生徒ら約250人が犠牲者を追悼。「二度と悲劇が起こらないよう」、海の安全や風化防止への誓いを新たにした。


 雨のため式典は体育館で開催。事故発生時刻の午前8時43分、今も海に沈むえひめ丸から引き揚げた鐘を犠牲者の人数と同じ9回鳴らし、参列者全員が黙とうした。


 竹宮直孝校長は、犠牲者の氏名を一人ずつ挙げ「この日の出来事を忘れず、生きていくことの大切さを深く感じてほしい」と呼び掛けた。

(c)KYODONEWS

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