2022.02.10 10:22
警察の懲戒処分204人 21年、9年連続減
警察庁(中央合同庁舎2号館)=東京都千代田区
2021年に懲戒処分を受けた警察官と警察職員は、前年に比べ25人減の204人だったことが10日、警察庁のまとめで分かった。9年連続で減少した。理由で最も多かったのは、盗撮や強制わいせつ、セクハラなどの「異性関係」で59人(前年比32人減)。都道府県別では愛知、兵庫が各12人と最多だった。
処分の内訳は、重い順に免職23人、停職49人、減給83人、戒告49人。逮捕者は前年比8人減の41人だった。
異性関係以外の理由で多かったのは、「窃盗・詐欺・横領等」(30人)、「交通事故・違反」(23人)、「職権乱用・収賄供応等」(21人)。