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2022.02.08 21:29

南極の63次夏隊が昭和基地撤収 任務たたえ、帰国の途

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 南極・昭和基地で、撤収する63次夏隊員ら(左側)と握手を交わす越冬隊員たち=8日(南極観測隊同行記者撮影)

 【昭和基地】第63次南極地域観測隊(牛尾収輝隊長)の夏隊は8日、昭和基地から撤収した。露岩域や氷上での観測、基地の設営作業を終えた夏隊員が観測船しらせの艦載ヘリに搭乗。見送る越冬隊員と極地で成し遂げた任務をたたえ合い、帰国の途に就いた。


 撤収する夏隊員は午前9時半ごろ、ヘリに乗り込んだ。基地に残る63次越冬隊員と握手や抱擁で別れを惜しみ、感極まる人も。越冬隊員は牛尾隊長らを乗せて離陸したヘリに向かって横断幕を掲げ、手を振り続けた。


 63次隊は夏期間に、環境変動予測を見据えた氷河の熱水掘削や、ゴンドワナ超大陸の成り立ちを調べる地質調査などを展開した。

(c)KYODONEWS

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