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2022.02.08 15:10

仙台高裁は「合憲」と判断 21年衆院選、1票の格差訴訟

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 仙台高裁

 「1票の格差」が最大2・08倍だった昨年10月の衆院選は投票価値の平等を定めた憲法に反するとして、秋田を除く東北5県の有権者が選挙無効を求めた訴訟の判決で、仙台高裁(石栗正子裁判長)は8日、「合憲」と判断し、無効請求を棄却した。有権者側は上告する方針。


 弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした訴訟で、判決は5件目。


 石栗裁判長は判決理由で、昨年選挙で格差が2倍を超える選挙区があったのは、予測外の人口移動のためと判断。「憲法の投票価値の平等の要求に反する状態にあったとは言えない」と結論付けた。

(c)KYODONEWS

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