2022.02.07 18:05
ドコモ、ソフトバンク減益 料金値下げ影響、KDDI増益
携帯電話大手3社の2021年4~12月期連結決算が7日出そろい、NTTドコモとソフトバンクは純利益が前年同期から減少した。政府の要請を受けて携帯電話料金を引き下げたことが収益の重しとなった。KDDIは金融事業などが好調で増益を確保し、4~12月期として過去最高を更新。
ドコモが7日発表した決算は、純利益が前年同期比5・5%減の5359億円だった。割安な料金プランを売り出したことが影響した。売上高は0・1%増の3兆5174億円だった。
先に決算を発表したソフトバンクは純利益が3・0%減の4208億円だった。一方、KDDIの純利益は1・0%増の5542億円。