2022.02.07 10:21
中国、SNSで好感度アップ狙う 五輪活用、米PR会社と契約
北京冬季五輪の開会式でパフォーマンスする演者=4日、北京(共同)
【北京共同】北京冬季五輪・パラリンピックを国際社会でのイメージ改善のチャンスと捉える中国が、米国のPR会社と宣伝委託の契約を結び、ツイッターなどSNSを通じて中国寄りの情報を発信するキャンペーンを展開している。人権問題を中心に対外イメージが悪化する中、五輪を最大限活用する構えだ。
ニューヨークの中国総領事館が昨年11月、PR会社「ヴィッピ・メディア」と約30万ドルで契約を結んだ。同社は北京パラが閉会する来月13日までの間、著名人やインフルエンサーを起用し、TikTokやインスタグラムで中国に関する「ポジティブなメッセージ」を発信する。