2022.02.07 10:09
イラン核合意に懸念か 米イスラエル首脳が電話会談
イスラエルのベネット首相(左、ゲッティ=共同)、バイデン米大統領(AP=共同)
【エルサレム、ワシントン共同】イスラエルのベネット首相は6日、バイデン米大統領と電話会談、イラン核問題について協議した。イスラエル政府が発表した。米政府は核合意の再建に向けたイランとの間接協議を続けており、ベネット氏は改めて懸念を伝えたとみられる。
イスラエルは対立するイランの核兵器保有を「生存の脅威」と捉え、これまでも核合意再建に強く反対している。米ホワイトハウスによると、バイデン氏はイスラエルの安全保障に対する揺るぎない支援を表明。年内にイスラエルを訪問する意向を伝えた。
間接協議を巡っては米政府が「最終段階に到達しつつある」との見通しを示している。